「命は借り物、私物化してはいけない」 ふと開いた本に書いてあったひとこと。
その一言を発した方はお医者さんなんですが仏教的な考えを持たれた方ですね。
命は過去から一度も途切れることなく続いている。これまでの沢山の命がギュッと
詰まっているんです。
粗末にしてはいけませんよね。 精一杯使い切りましょう この命。
「命は借り物、私物化してはいけない」 ふと開いた本に書いてあったひとこと。
その一言を発した方はお医者さんなんですが仏教的な考えを持たれた方ですね。
命は過去から一度も途切れることなく続いている。これまでの沢山の命がギュッと
詰まっているんです。
粗末にしてはいけませんよね。 精一杯使い切りましょう この命。
見えない根たちの願がこもって
あのような美しい花となるのだ 坂村真民
自分が願うことは色々あるけれど、自分が願われている事って気付きにくいよね。
私たちは安らかに生きることを願われています。
仏様は常に私たちの事を見守ってくれています。
日本全国津々浦々、お盆の期間には親族一同相集い、ご先祖様をお迎えしたことでしょう。
そして楽しかった時間も終わり、送り火を寂しい気持ちで焚いた方も多いでしょう。
ご先祖様が居られる極楽世界は遠い世界のように感じます。
しかし本当は私たちのすぐそばに極楽はある。ご先祖様もいつも寄り添って下さっています。
餓鬼とは生前の悪行のために餓鬼道に落ち、いつも飢えと渇きに苦しむ亡者。
多くの僧侶たちとその餓鬼を供養することを施餓鬼法要といいます。
他人に施すことを知らず自分の欲を抑える事もできなかった母親が餓鬼道に落ちた事を
知ったお釈迦様の弟子の一人が、なんとか母親を救いたいとお釈迦様に教えを乞う
物語(お経)が起源と言われています。
母親だけ救いたいと願う心もまた生前の母親の欲と同じであると諭されすべての餓鬼を
救う為に大勢のお坊さんと共に供養を始めるのが施餓鬼法要。
私たちも知らず知らずのうちに餓鬼道に落ちている事を気づかせてくれる為の法要です。
もうすぐお盆ですね。 日本独特のお盆の風習や行事は土地により様々ですが
ご先祖様をお迎えする気持ちはどこでも同じでしょう。
東光寺でもお盆の準備が整いました。
檀信徒各家のご先祖様を厳かにお迎えできそうです。
8月に入りましたね。。。
セミたちも本領発揮といった感じで今朝は一段と元気に鳴いています。
私たちはうだる様な暑さの中バテ気味ですが・・・
しかしセミたちも七年土中、出てきては七日の生涯。でも毎年多くのセミたちが命を受け継ぎ
暑い夏を生きています。
うるさいと思うセミの声も精一杯生きている命と思えば愛おしくも感じます(?)
お盆まであとわずか、頑張ってまいりましょう。
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